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05.05   comment (0)

twitterの#明日はこどもの日なのでリプで指定されたうちの子の幼少期について語るで、ゆべっさんです。


■ユベルの人生山あり谷あり

ユベルの父親はアルベルトの祖父、先々代の皇帝に当たるジジイです。(詳しい相関図
妾腹のため皇位継承権はなく、美しく若い母と共に正妻のババアに苛めぬかれます。
そんな時父親はといえば、ユベ母のことは好きですが別に庇ったりすることもなく最低ジジイです。
というか、お国のことで忙しく構っていられなかったのでしょう。

5歳になった頃、ついにユベ母が病気を患い、ユベルと共に城を出ます。
田舎町で静かに幸せに暮らすものの10歳の時に母病死、身寄りのなくなったユベル少年。
5年の歳月は、彼を母親によく似た天使のような美しい少年に変えました。
そんな噂を聞き付けたユベルの父親、つまり皇帝のジジイはユベルを小姓として引き取ります。

母親と静かに暮らした5年の歳月は、ユベルの幼い心をも変容させていたのでした。
美しく優しかった母親を死に追いやった正妻のババアを憎みました。
何も助けてくれなかった実父の皇帝ジジイを恨みました。
絶許って思ってます。こいつらの血を絶やす為にどんなことでもしてやると誓うユベルでした。
(自分の体の中にもその血が半分流れていると思うと、自分がとても卑しく汚い存在のように感じられるのです)

そんな復讐の鬼と化したユベルが小姓となると、父親ジジイにたいへん気に入られました。
何をするにも傍に置いてもらえます。もちろん閨も共にします。放蕩ジジイです。
毎日新しい絹のきれいなお洋服を着せられ、かと思うと破られて淫行に耽ります。
ユベルは父親に望まれればどんなことでもします。こいつのこと殺してやるってずっと思ってますが今は我慢なんです。
ジジイに取り入り、復讐の機会を窺っています。

そんな12歳のある日、ジジイの長男に子どもが生まれます。珠のような子はアルベルトと名付けられました。
国中お祝いムードですが、ユベルは「こいつを利用するだけ利用して国をめちゃくちゃにした後に殺してやる」と思ってます。
アルベルトが少し大きくなると、ユベルは彼の教育係になりたいと閨でジジイに申し出ます。
かわいいユベルのお願いですから、ジジイは快く承諾します。
(アルベルトの父親は、アルベルトの従兄にあたるユリウスに世話係を任せたかったため、この辺からすでにユベル⇔ユリウスの対立が始まります。が、それはまた別のお話)


幼少期はそんな感じで、アルベルトに仕えて思春期~青年期を過ごします。
アルベルトに対する思いは復讐からだったユベルですが、わりと早い段階で恋愛イベント(笑)があり、彼に心酔します。
国を亡ぼすために生きていたユベルは、彼のために生きるようになります。
………っていうのが基本ですが、もしかしたら復讐がすべてで歩き出した道はもう戻れない的な裏切りユベルっていう世界線もあるかもしれません。
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