鴇田(290)
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今日は、明日に誕生日を控えた(おめでたい…)エリヤ様についてです。
◆境遇・預言の儀式
彼の「最初」の世界線での境遇については漫画『僕の大好きなニコ』で描いた通り、凄惨なものでした。2年以上前の漫画で絵が酷くて自分で見返すのがつらい…。
ここで描いていますが、<エリヤ>というのは役職名というか、宗教の経典に出てくる名前であって彼自身の名前ではありません。実の名をルーノといいます(『月』の意味)。今のエリヤ様は、ルーノという自分自身の名前を忘れてしまっています。
「今」の世界線(つまり本編)の彼の境遇も、幸せなものではありませんでした。幼い頃から教団にかこわれ、神<ククルカン>の預言を受けるための儀式を余儀なくさせられていました。
儀式では、狭い部屋でエリヤが一人で閉じ込められます。不思議なお香で充満した部屋で、エリヤは何人もの男と交わる幻覚を見せられます。そういう供物というか余興ののち、トリップ状態のエリヤの頭に神の声が届くのです。
さて、そういう儀式をニコが<エリヤ>だった時も受けていたのか……というと、そうではありません。ニコは本当にそもそもの<エリヤ>の役割を果たすべき選ばれし人物だったため、そういう努力なしに神の声を聞くことができます。でも、ルーノくんの場合は「神に抗って使い物にならなくなった」ニコの代理としてたてた偽りの<エリヤ>であるため、儀式が必要なんです。
なもんで、ニコは彼のそういう苦労や苦しみを知りません。余計にエリヤがニコぉ~~!(激おこ)となるわけです。
◆いったい誰が好きなのか
エリヤにはホモ相手が多いんですが(ニコ・エイヴィスさん・オリエルなどなど)、
彼は結局のところ一体誰が好きなのか?ということなんですが、ニコと共に過ごす世界線では毎回ニコのことが好きになります。素の「ルーノ」としての彼は、太陽のようなニコを妬みつつもどうしても惹かれてしまうのでした。
今の世界線では、『<エリヤ>としてエイヴィスを守らなければいけない』という与えられた役割のせいで、エイヴィスさんのことが好きです。そういう風に神様に脳みそをいじられてしまっています。酷いことばっかりしてしまってますが、それはエリヤが幼い頃から愛情というものに触れる機会がなかったためにそういう接し方になってしまうと……。経験不足と愛情不足による性格のねじれです。
それじゃあオリエルのことはどう思ってんねん!?というと、いわばママみを感じているというか、甘えたい相手という感じです。絶対に本人は言いませんが、エイヴィスさんに対して以上に一番心を許しています。
本来寂しがりやというのもあって(見えないけど)、ついつい常にオリエルを傍に置いてしまうエリヤです。
重要人物ゆえに長くなってしまった……。
自分の中でもかなり思い入れの深いキャラクターです。
キャラとして動かしやすいし、手癖で描きやすいのでつい生産してしまう…。
ラスボスっぽく描けたらいいな~~って思いながらいつも描いてるのですが、実質的にラスボスなのはククルカンのほうです。
ニコと双子という設定の中で、どっちが兄でどっちが弟かというので悩んだ時期があったというのを最後に書いておきます。(エリヤが弟です、今は逆は考えられないな……)
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